「卵かけごはん用醤油」や「納豆用たれ」など、「〇〇専用の調味料」といった商品を見たことがあるという方は多いでしょう。

今回は、そういった専用調味料に関する事例を、一気に10商品紹介いたします。

オリジナリティのある調味料を開発したいという方にとっては必見の内容となっておりますので、ぜひご覧ください。

 


目次

専用調味料とは

調味料には醤油やめんつゆ、ドレッシングなどのように様々な食材・用途で使用できるものの他に、特定の食材に限定した「○○専用ドレッシング」といった商品や、用途・シーンを訴求する専用調味料があります。

前者は汎用性の高さが求められるため、様々な食材に合わせやすく幅広い層に受け入れられるような、バランスのとれた味を目指すことが一般的です。

一方後者の専用調味料の場合、バランスも重要ながら、特定の目的に合わせた内容にすることが優先事項となるため、より個性的な調味料が生まれやすくなります。

 

では実際にどのような専用調味料があるのでしょうか?

次の章では業務用調味料・開発.comで過去に開発してきた専用調味料をご紹介していきます。

 

 

専用調味料10連発!

①卵かけごはん用醤油

その名のとおり卵かけご飯専用の調味料です。

醤油ベースに甘味と鰹節などのだし感を加え、卵かけご飯をよりおいしく食べてもらうことを目的としています。

卵の販売促進を意図していたため、こだわりの卵とセット販売することも想定しながら商品を設計しました。

【事例詳細はこちら】

卵かけご飯専用醤油 株式会社色麻町産業開発公社様

 

 

②キャベツ専用ドレッシング

岩手県岩手町の特産キャベツ「いわて春みどり」を美味しく食べてもらうことを目的にしたドレッシング。

ざく切りキャベツにかけても滑り落ちないような程よい粘度、「いわて春みどり」の甘味を感じながらどんどん食べられるような食欲をそそる風味を目指しました。

地元の人などに何度もアンケート調査を行い、理想の味を再現しました。

【事例詳細はこちら】

キャベタリアン宣言 岩手町様

 

③納豆用たれ

こだわりの大豆から作る納豆に使うため、豆の香りを消さないような原料を選定しながら、風味の強い納豆と合わせたときに丁度良いバランスになるよう、だし感のしっかりした味付けにしました。

内容量が小さい分1ロットで出来る数が多くなる小袋商品は、納豆のように大量生産する商品と相性が良いといえます。

【事例詳細はこちら】

納豆のたれ D社様

 

 

④串カツ用ソース

お餅を串カツのような形にした揚げ物にかける醤油ベースのたれ。

かけた時に程よく衣に絡み、流れ落ちないようなとろみを付けました。

衣の油に負けないような濃厚な醤油を使い、醤油の風味を感じながらもお餅を味わえるような商品に仕上げました。

【事例詳細はこちら】

いわてのカツ専 お醤油たれっこ 株式会社いわて食品様

 

 

⑤ハンバーグソース

小売用ハンバーグに添付する小袋ソース。

それまで自社で手作りし、袋詰めまで行っていたソースを製造委託されたいとのご要望をいただきました。

既存のレシピを再現しつつ、冷凍ハンバーグとセットするため、ソースも冷凍流通を想定して作成しました。

【事例詳細はこちら】

ハンバーグソース M社様

 

 

じゃじゃ麺用みそ

岩手県盛岡市のご当地名物「じゃじゃ麺」に使われる、独特の味がクセになる「じゃじゃ味噌」の素。

飲食店向けに開発し、これにその場で炒めた豚ひき肉を混ぜ合わせることで、厨房で完成させるような設計にしました。

直前に炒めた豚ひき肉を使うことで、肉の風味がよりおいしく感じられ、お店のこだわりも出せる商品となりました。

 

 

⑦しじみラーメン用スープ

麺の上にしじみをたっぷり乗せる「しじみラーメン」用のスープとして、しじみから魚醤を作り、それをベースにラーメンスープを作りました。

業務用ペットボトルに入れ、希釈して使用してもらうよう設計しました。

 

 

照り感用たれ

こちらは業務加工用として開発したもので、照焼きなどの味付けされた魚などに最後にかけて使用します。

対象の表面を覆うことで乾燥を防ぎ、長時間置かれても見た目の照りツヤ感を持続させるようにしました。

 

 

糖質めんつゆ

低糖質の麺に使うつゆとして開発した低糖質めんつゆ。

一つひとつの原材料を確認しながら、糖質を限界まで落とすことを目指しました。

おいしさを保ちつつ糖質を下げることに試行錯誤しましたが、最終的には納得のいくものに仕上ることができました。

 

 

高たんぱく質ドレッシング

運動後の食事でたんぱく質を多く摂取するための高たんぱく質ドレッシング。

外出先でもサプリメント感覚で気軽に使えるように、小袋の使い切りタイプにしました。

飽きないように味のバリエーションも複数作りました。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

世の中には様々な専用調味料がありますが、今回はその中でも特徴的な事例をご紹介しました。

専用調味料を開発するとなった際には、まずは開発したい調味料を伝え、信頼できる委託先企業に相談してみてはいかがでしょうか?

 

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