つゆやたれ、ドレッシングなど、調味料のPB(プライベートブランド)商品の開発が注目されています。

個人で飲食店を営んでいるような方の中でも、PB商品として調味料の開発を検討している方は多くいらっしゃいます。

では、PB商品の開発にはどのようなメリット、またデメリットがあるのでしょうか。

今回は、調味料のPB商品開発について解説します。

 


 

PB(プライベートブランド)とは

まず、PBとはどのようなものかについて確認していきましょう。

PBは「PrivateBrand」の頭文字をとったものになり、意味としては、本来商品を企画・生産することのない小売業者、卸売業者が自ら開発した商品ブランドということになります。

PB商品の企画や開発自体は、依頼元である小売業者、卸売業者が行いますが、製造部分に関しては製造業者に委託することになります。

 

PB商品は一般消費者としては、大手コンビニチェーンや大手スーパーマーケットなどが開発しているものを目にする機会が多いでしょう。

しかし、PB商品はそれだけではありません。

一般消費者向けに、個人経営の飲食店が自社の味を広げるためのPB商品を開発する場合もあります。

 

また、PBの対になる言葉としてNB(ナショナルブランド)というものもあります。

このNBは「National Brand」の頭文字をとったものであり、全国規模で販売するメーカーのブランドのことになります。

商品の企画から製造までをメーカーが行うという、一般的な方法で商品は作られます。

またNBの商品は、全国規模での販売に向けて大々的に広報活動を行うことも多く、ブランド認知力が高くなる傾向にあります。

PB商品とNB商品は別物になりますので、違いを押さえておきましょう。

 

 

PB調味料を利用・開発するメリット5

では、PBとして調味料を開発することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここからは、一般消費者としてではなく、企業や飲食店など、仕入れ、開発する側の目線からのメリットについて解説していきます。

 

利益率アップが見込める

一つ目は、利益率アップが見込めるという点です。

PB商品は、一般的にメーカーで販売されている商品よりも安くなっていることが多いです。

そのため、卸売業者が展開しているPB商品を仕入れて利用すれば、原価を抑えることができ、利益率のアップが見込めます。

原価率をコントロールするというのは非常に大切なことになりますので、PB商品を展開している卸売業者を探してみると良いかもしれません。

 

販売価格を自由に設定できる

二つ目は、販売価格の設定が自由にできる点です。

小売業者、卸売業者としてPB商品を開発する場合、もちろんそのPB商品の価格は自由に設定することができます。

そのため、卸売業者として開発を依頼して取り扱うのであれば、NB商品よりも低い価格を設定し、顧客に提案することも可能になります。

そういった低価格のPB商品を開発することができれば、新たな顧客開拓を進める機会もでき、大きなメリットになるでしょう。

 

③強みを持ったオリジナル商品を持つことができる

三つ目は、PB開発によりオリジナル商品を持つことができるという点です。

二つ目のメリットで、価格の自由度について紹介しましたが、PBの開発であれば、価格以外にも自由度高く商品を開発することができます。

高品質な食材を使ったり、地元独自の食材を使ったり、味の面でも差別化を図った商品の開発が可能です。

開発したPB商品が好評であれば、そこから違った商品の販売にもつなげることもできるかもしれません。

企業として一つ武器を持つことができるという点はPB商品開発のメリットとなるでしょう。

 

④エンドのニーズに合わせた商品開発ができる

四つ目は、消費者などのエンドのニーズに応じた商品開発ができる点です。

NB商品などの、一般的に販売されている商品は多くの方に使ってもらえるような商品になっていますが、その分個別のカスタマイズ性という点では弱くなっています。

そういった細かいニーズを満たすことができる商品を、PB商品であれば開発できます。

たとえニッチなニーズであっても、Web通販などを活用すれば、その市場は非常に大きいです。

小さな声に対応できるという点もメリットになると言えるでしょう。

 

⑤お店の味を全国に広げることができる

五つ目は、自分のお店の味を全国に広げることができるという点です。

「個人経営の飲食店を運営しているが、その味をもっと多くの人に知ってもらいたい」こういった気持ちから、PB商品として調味料を開発するケースもあります。

自社のラーメンスープやドレッシングなどをPB開発で商品化し、ネット上で販売すれば、今まで店舗に来ることができなかった方に、お店の味を届けることができますし、新たな収益を確保することもできます。

Webを使ってエリアを問わずに商売することができる現代だからこそ、飲食店の方はPB商品で調味料を開発することを検討してみるのも良いかもしれません。

 

 

PB調味料を利用・開発するデメリット3

ここまでは、PB調味料を利用、開発するメリットについて紹介してきましたが、もちろんデメリットも存在します。

ここからは、デメリットについて確認していきましょう。

 

開発コストがかかる

一つ目は、コストです。

PB商品を開発するとなると、やはりその開発のためのコストが必要になります。

お金の部分でのコストはもちろんですが、開発期間にかかる工数に対するコストも考慮しておいた方が良いでしょう。

既にメーカーによって販売されている一般的な商品をすぐに利用するのとは勝手が異なるため、PB商品開発時におけるコストはデメリットとなり得るでしょう。

 

在庫・品質管理の手間がかかる

二つ目は、在庫、品質管理の手間です。

メーカーが販売している商品を仕入れる場合、在庫管理や品質管理はメーカーが行います。

しかし、PB商品では、在庫、品質管理は小売業者が行う必要があるため、仮に粗悪品などが出てしまった場合の対応が必要になります。

そういった対応に人材を割く必要があるとなると、新たな手間が生まれてしまうため、PB商品開発の際には気を付ける必要があります。

 

返品不可である

三つ目は、返品ができないという点です。

一つ前の在庫管理の手間と関わる部分ではありますが、PB商品は基本的には返品や転売ができません。

そのため、仕入れた分を売り切らなければ赤字となってしまうリスクがあります。

返品不可であることを考慮し、適切な仕入れ、在庫管理を行うようにしましょう。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

PBで調味料の開発を行うことで、自社の味を全国に広げたり、消費者のニーズに応えたりなど、様々なメリットを享受することができます。

この機会に、PB商品として調味料を開発することを検討してみてはいかがでしょうか?

 

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