調味料の開発というと、ゼロから企画を行い、試作を重ねて商品開発を行うというイメージをお持ちの方も多いかと思います。

しかし、既に使っている調味料や調味液を改良することも、調味料の開発に含まれます。

今回は調味料の改良について、よくある例をもとに紹介していきます。

 


 

ゼロからではない調味料開発とは?

「調味料を開発する」という言葉だけ聞くと、ゼロから企画をして進めていくといったイメージを持っているも多いでしょう。

どんな材料を使って、どんな形状の調味料を、どんな味にして、どの容器に入れて使用する、もしくは販売するのかといったことをゼロから企画して考えていくことが、「開発」としてはイメージしやすいかと思います

しかし、上記のように進めるだけが、調味料の開発ではありません。

既存の調味料の改良も立派な開発になります。

 

時代の変化や、消費者の趣味嗜好のトレンドなどに応じて、使っている調味料はどんどん改良していくことが重要です。

伝統の味と謳われている商品であったとしも、細かく味のアップデートが行われているケースも存在します。

しかし、改良といっても、どの程度の変更を加えていることが多いのでしょうか?

次の章では、調味料の改良のよくあるケースについてお伝えします。

 

 

 

 

調味料改良のよくあるケース3選

既存で使用している調味料を改良する場合、何を目的にし、どの部分を重点的に変更していくのかを決めることが非常に重要です。

では、改良するポイントはどの部分になるのでしょうか?

全国の企業様から問い合わせをいただくことが多い、調味料の改良依頼をもとに、解説していきます。

 

①味の改良

一つ目は、味の改良です。

やはり、味を改良していきたいという依頼は非常に多くなっています。

旨味やコクを増したり、辛味を強くしたりなどの改良はイメージしやすいかと思います。

しかし、何かを加えるだけが改良ではありません

既存の調味料から何かを抜く、抑えることも、改良の方法の一つになります

例えば、塩味を抑えたり、酸味を抜いたりなどで既存の調味料を改良していくケースも多く存在しています。

現在使用している調味料の味を改良したいが、方向性が定まっていないという場合は、何かを付け足す、足し算だけで考えるのではなく、引き算で味を整えることを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

粘度の改良

二つ目は、調味料のとろみである粘度の改良です。

液体タイプの調味料と一括りにしても、その粘度の強さは様々です。

醤油のようなさらさらとした液体タイプもあれば、ソースやたれのような少しとろっとしたタイプの調味料も存在します。

こういった粘度を調整することで、新たな商品を生み出すことができます。

これまでさらっとした液体として使っていた調味料を、ペースト状などに改良できれば、全くの別商品として小売展開なども期待できるでしょう。

味には納得しているが、使いづらさを感じていたり、商品としての幅を増やしたいと考えている方は、粘度を改良することを検討してみてはいかがでしょうか。

 

③コストの改良

三つ目は、コストを改良、改善するという場合です。

調味料は、それ単体として販売することもありますが、提供する料理の材料の一つとして使われることも多いです。

そのため、全体のコストを抑えるために、原価となる調味料の価格調整を図るケースがあります。

調味料の原材料を変更したり、濃縮具合を調節することで、価格の改良を実現できる可能性があります。

味を追求して美味しい調味料を開発することも大切ですが、利益をださなければ、継続的にその味を提供し続けることはできません。

最初に調味料を開発する際に、原価意識をもって企画を行うことも重要ですが、使い続ける中でも改良が図ることができないか、模索していくようにしていきましょう。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

調味料の開発は、ゼロから企画を立てて行うものだけでなく、既存の調味料を改良していくことも含まれます。

調味料の開発は行ったことがあるが、一度作ったものを長い間使い続けている、という方は、この機会に、味や形状などの改良を検討してみてはいかがでしょうか?

 

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